非常時に於ける行動マニュアル

横浜市、都筑区との協定に基づき会員の行動基準を次のように定める





−−−−−−−−出　動　要　請−−−−−−−−−−−

１：横浜市及び都筑区に対し、都筑区支部としての協力行動は次の要請を受けて行う。

　　Ａ：横浜市内に災害が発生し、または発生のおそれがあり横浜市災害対策本部長（横浜市長）より

の要請があった場合。

　　Ｂ：都筑区内に災害が発生し、または発生のおそれがあり都筑区災害対策本部長（都筑区長）より

要請があった場合。

　　要請があった場合、支部長は以下に述べる方法にて会員に対し伝達する。支部長、副支部長との連

絡が取れず指示が無い場合、区役所基地局が災害対策本部より指示を受け会員の指揮をとるものとする。 　　





−−−−−−−−安　全　確　認−−−−−−−−−−−

２：各会員は、家族の安全及び自分の安全を確実に確保する事を優先する事。





−−−−−−−−伝　達　方　法−−−−−−−−−−−

３：各会員に伝達するために使用する周波数は145.60MHZ、438.60MHZ、1295.60MHZ、とする。

上記周波数が使用できない場合、他の周波数を使用することになるので、メインチャンネル

（145.00MHZ、433.00MHZ、1295.00MHZ）にて待機する事。コ−ルサインは区役所基地局は

ＪＯ１ＹＥＶ、避難所側は各避難所クラブ局コ−ルサイン又は個人コ−ルサインを使用する。



−−−−−−−統制局及び周波数−−−−−−−−−−

４：都筑区内避難所基地局の統制は区役所基地局ＪＯ１ＹＥＶが行う。

各基地局間の使用する周波数は基本的に1295.60MHZとする。

　　但し必要があれば、145.60MHZ、438.60MHZも使用する。


−−−−−−区　役　所　基　地　局−−−−−−−−−

５：震度５以上、電話が不通状態を確認、各情報が大災害の様子の時は区役所担当会員、又は区役所の

近くの会員は安全を確認しながら速やかに区役所へ移動し、無線交信可能な状態にする事。災害対策本

部より（本部長の命をうけて区役所の総務部長、総務課長、区政推進課長がその任務に当たります）協

力要請が発せられたことを確認した場合は上記３：にて支部長、副支部長並びに会員へ伝達すること。

並行して各避難所の無線機が交信可能かチエックしながら行政側担当または支部長,副支部長の指示を

受け必要な行動に移ること。


−−−−−−−避　難　所　基　地　局−−−−−−−−−

６：各避難所担当者は、担当避難所に移動し、直ちに無線機（1200MHZハンデ−機）、三脚、ポ−ル、

１２エレ八木アンテナ、同軸等避難所倉庫より搬出し、避難所となる体育館または指定された場所に

設置し、区役所基地局より指示を受ける事。

無線機は確保出来るだけ持参すること。

７：ハンデ−機は頻繁に送受信すると、約１時間程度しか使用できない。乾電池の確保については担当

者は日常的にしらべて置くこと。


−−−−−−−−基地局担当以外の会員−−−−−−−−−−

８：避難所担当以外の一般会員は

A：指定周波数を傍受し区役所基地局の指示を受ける。

Ｂ：Ａの情報が得られず待機先が不明の場合は、各自の地域避難場所に向かうこと。

Ｃ：避難所に担当者がすでに到着している場合、担当者の指示に従うこと。

Ｄ：避難所に担当者がまだ到着していない場合、直ちに、無線機（1200MHZハンデ−機）、三脚、

ポ−ル、１２エレ八木アンテナ、同軸等避難所倉庫より搬出し、避難所となる体育館又は指定

された場所に設置し、区役所基地局の指示を受けながら行動する。

Ｅ：無線機等機材は出来るだけ持参すること。拠点配備のハンデ−機を基本的に使用することになる

が、145、430、1200MHZいずれを使用しても構わない。ただし区役所基地局の指示に従うこと。


−−−−横浜市と都筑区支部間の交信周波数−−−−

９：横浜市全体の統制局であるアマチュア無線本部（ＪＲ１ＹＷＣ　横浜市役所クラブ）との交信周波

数は145.40MHZ、438.14MHZ、1292.60MHZ（レピ−タ−用）を使用する。


−−−− 備考−−−−　

Ａ：出動する会員は支給されている腕章をかならず携行する事。

Ｂ：会員は協定により要請を受けて行動するもので、統制に従って慎重に行動する事。

Ｃ：支部所有のテントは区役所地下倉庫に保管しています。

Ｄ：無線機、電源（特に単３電池は重要）は確保出来るだけ持参すること。

Ｅ：会員は平時より非常用電源に関心を持ち確保して置くこと。

Ｆ：近隣区のコ−ルサイン、周波数は次の通りである。緑区（JR1YWO　145.66MHZ438.66MHZ）、

港北区（JR1YWN　145.70MHZ,438.70MHZ）、青葉区（JO1YTS 周波数未定）　　　　　

Ｇ：災害時の避難所は平時に地域防災拠点（小、中学校）と呼びます。

　　　 以　上


（ 平成１２年４月２３日総会にて制定 ）

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