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私のふる里

山形県東村山郡山辺町大蕨

町の中心から西に数キロ、玉虫沼の風景です。

伝説　玉虫姫物語
小百合の花が一面に咲いて、玉虫沼が美しく色どられる農繁期になると山野辺城主、山野辺義忠公は、農民慰労のため領内を巡視するのが習わしであった。ある日、殿様は大蕨の庄屋某に立ち寄って休息したところ給仕に出た娘は田舎には珍しく眉目秀麗で、坐作進退がしとやかなので、たちまち殿様の目にとまった。娘の名は「お玉」といい、殿様は大変なご機嫌で、是非城中に召出すようにと言いおいて帰城されたのです。それから間もなくのこと、お玉は侍女「玉虫」という名で山野辺城の奥勤めをすることになったのである。城中での玉虫は、殿様からも奥方からも非常に気に入られ御膳部役という大役を仰せつかった。特に玉虫のたいたご飯がおいしいというので殿様のご機嫌がよく、また、玉虫の美貌は、お城勤めの若侍の間に評判が立ち、誰が彼女を射とめるだろうか」などと、大した人気が陰にわいていた。そして、このようなことは朋盟の女心をいらだたせ、嫉妬の種となったことは悲しい限りであった。誰が言いふらしたのであろうか、「玉虫は殿様に蛇飯を食べさせている」、との評判がたった。一度立ったこの評判は、嫉妬の風にあおられて火の子があがるように立ち拡がった。そんな不穏な空気が身近に漂っているとは露知らない玉虫は、朝夕の勤めもまめまめしく、考えれば哀れな身の上であった。奥方はどこまでも彼女の味方であったが、玉虫の疑いを晴らすためにもはっきりした証拠を見ておこうとした。ある朝、奥方はこっそり厨室にしのんできて、彼女がたいておいた飯釜蓋をとって見た！！。まさかと思っていたのに！！驚いた！！。白い飯の上に蛇がとぐろを巻いたままで湯気を立てている。今まで、信じ切っていたほどに、気力が一時に抜けて目がくらむばかりであった。そして、その夜のことである。玉虫の姿が城中から消えてしまった。玉虫の遺骸が玉虫沼に浮いていたのはその翌日であった。玉虫沼に何時行ってみても、水面が清らかに輝いているのは、玉虫姫が毎朝早く掃除をするからだ、といわれている。5月21日の玉虫明神様の御縁日に、東の空のほのぼのと白むころに行って見ると、玉虫姫が御殿勤めのときの美しい晴れ着を着て、箒で水面を掃いている姿を見ることが出来るそうです。そして、これを見た人は一生幸運に恵まれるという。　武田泰造書「山辺夜話より」
町の中心から約８キロ離れた私の生まれた所はこんな所です。

約５０年前の冬景色。

この頃私達が卒業した昭和２６年当時、中中学校の1学年の生徒数は（私の同級生）３６名居ました。
現在１年から３年までの全校生徒数が１３名だそうです。
過疎化もそこまで進んでいるかとびっくりです。

第４５回横浜港まつり［97-5-3］．．．故郷からの代表
毎年８月５・６・７日は東北４大まつりの一つ、山形花笠まつりが開催されます。
山形県花笠協議会

旧山形県庁（2011-8月撮影）。

やがて廃校になる鳥海小学校（2011-8月撮影）。

第２２回　大蕨、北山会
山辺町の中地区（大蕨、北山）から関東方面に居住されている約260名による会です。
平成１４年１月２７日第２２回総会が、渋谷駅前「パブ　山形」にて開かれました。
創立以来２０数年もの長い間会長として貢献され、昨年勇退された羽田前会長に斎藤勲新会長から感謝状が送られました。
総会に引き続き親睦会があり、大変盛り上がりました。